親父の口癖 いい加減に目覚めろよ! ~パンドラの箱が空く瞬間

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説明

「あつし! いい加減に目覚めろよ!」

 それは、著者の父が事あるごとに口にしていた言葉です。いま著者が人生を振り返るとき、深い意味を持って蘇る言葉でもあります。
 本書は、親の介護を通して見えてきた生きることの痛みと希望を綴った実話エッセイです。

 介護の現場には、きれいごとでは済まされない感情が渦巻きます。
 苛立ち、後悔、哀しみ、そしてふと訪れる温かな瞬間ーー。
 それらすべてを抱えながら、人はどうやって「自分を保ち」「親を見送る」のか。
 著者は、その過程を丁寧に言葉にしながら、自身の内側にあるパンドラの箱を開いていきます。
 そこにあったのは、怒りでも悲しみでもなく、「感謝」という小さな光でした。

 介護を経験したすべての人、これからその時間を迎える誰かへ。
 本書は、心の奥にたまった想いをそっとほぐし、読む人の心に静かな温もりを残します。
「人を看ること」「赦すこと」「生き抜くこと」–そのすべてを問いかける、真実の物語です。
はじめに
第1章 父と母と生きた日々-ぶつかり合い、支え合った時間
第2章 今、改めて両親を思う
第3章 親を送るということーー鼎談に見る、別れと向き合う心
おわりに

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